野口英世・記念看板「忍耐」

長く外国で活動し世界に貢献した野口英世博士ですが、大正四年九月五日、病気の年老いた母に会うため、日本に帰国しました。二か月の滞在中、講演や研究を行い、日本各地を訪れました。この看板は、大正四年十月に長崎県の雲仙を観光で訪れた際、野口英世が揮毫した自筆の書「忍耐」をその後、看板の板に彫り刻み、観光記念の看板にしたものです。野口英世は「忍耐は苦い。しかし、その実は甘い」をよく口にしていたそうです。看板には、自筆の年月と、英世の文字、落款も刻んであります。看板の裏には「観光記念 雲仙」と書かれています。看板のサイズは、横50センチ、縦19~21センチ、厚さ1.5センチ。重さ900グラム。

野口英世・黄熱病の研究・細菌学者
野口英世は明治九年十一月九日福島県生まれ。一歳の時、囲炉裏に落ち、左手を大火傷しました。小学生になり、農作業ができないので、母から学問で身を立てるよう諭されました。その後多くの人の支援で、左手の手術を受け、手術は成功しました。これがきっかけで野口英世は医師を目指しました。済生学舎(現在の日本医科大学)卒。ペンシルバニア大学医学部、ロックフェラー医学研究所研究員。黄熱病や梅毒等の研究に従事、数々の論文を発表しました。ノーベル賞の候補に三度なりましたが、アフリカのガーナで黄熱病の研究中、自身も罹患し、昭和三年五月二十一日死去しました。享年五十一歳。正五位、勲二等旭日重光章。レジオンドヌール勲章(フランス)、勲三等勲章(スペイン・デンマーク・スウェーデン)。医学博士(京都大学)、理学博士(東京大学)、ブラウン大学名誉理学博士、イェール大学名誉理学博士、パリ大学名誉医学博士、サン・マルコ大学名誉医学博士、エクアドル共和国名誉軍医監・名誉大佐。

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by gunanzakka | 2017-02-01 10:31 | 日本の著名人・記念品 | Comments(0)

オーシャン堂店主の青井渚です。このブログでは、オーシャン堂の陸海軍軍装品、アンティーク、雑貨など、商品の一部を展示しています(販売済みの商品もあります)。このほか、オーシャン堂では、古本も販売しています。オーシャン堂はネットショップです。店舗はありません。ブログ「意外な戦史を語る」「陸海軍けんか列伝」「防人作家の群像」を運営。電子書籍「小説家けんか列伝」発行。メルマガも運営。


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